栄養士ブログ
- ホーム
- 福生会スタッフブログ栄養士ブログ
- 鹿児島県の郷土料理を楽しむ日~色彩豊かな味わいの宝庫~
鹿児島県の郷土料理を楽しむ日~色彩豊かな味わいの宝庫~
本日の食事では、鹿児島県の郷土料理を皆様にお楽しみいただきました。南国鹿児島の豊かな食文化を代表する三品をご用意し、多くの方に喜んでいただけたようです。

【奄美の宝石「鶏飯(けいはん)」】
奄美群島の伝統料理「鶏飯」は、彩り豊かな具材を白いご飯の上に美しく盛り付け、香り高い鶏ガラスープをかけていただく一品です。今回は鶏のささ身、人参、三度豆、椎茸、葱に加え、鮮やかな錦糸卵ともみのりを添えました。具材そのものの自然な味わいを活かし、しっかり味付けした鶏ガラスープと一緒に召し上がることで、絶妙なバランスの味わいが広がります。さっぱりとした中にも深い旨味があり、最後まで飽きることなく楽しめる一品となりました。
【南九州の味「がね」】
南九州地方の代表的な郷土料理「がね」は、地元の方言でカニを意味する名前を持つ揚げ物です。さつまいもを細く切り、小麦粉の衣をつけて揚げることで、カニのような見た目になることからこの名前が付いたと言われています。今回はさつまいもに加え、人参とにらも加えた彩り豊かな「がね」をご提供しました。衣自体に味付けがされているため、そのままお召し上がりいただけます。さつまいもの自然な甘みが引き立ち、外はサクッと中はほくほくの食感が楽しめる一品でした。
【心も体も温まる「さつま汁」】
鹿児島の家庭料理として親しまれている「さつま汁」は、鶏肉をベースにした具だくさんの味噌汁です。大根、人参、ごぼう、こんにゃく、里芋、葱など多彩な野菜を加え、栄養バランスも優れた一品に仕上げました。野菜の甘みと鶏肉の旨味が溶け込んだ味噌汁は、体の芯から温まり、心も満たされる味わいです。具材がたっぷり入っているので、食べ応えも十分でした。
皆様に鹿児島の食文化を通じて、南国の温かさと豊かな風味を感じていただけたなら幸いです。これからも日本各地の郷土料理をご紹介していきたいと思います。
カテゴリー:栄養士ブログ [2025-11-27]