栄養士ブログ

鹿児島県の郷土料理を楽しむ日~色彩豊かな味わいの宝庫~

本日の食事では、鹿児島県の郷土料理を皆様にお楽しみいただきました。南国鹿児島の豊かな食文化を代表する三品をご用意し、多くの方に喜んでいただけたようです。

鹿児島写真

【奄美の宝石「鶏飯(けいはん)」】
奄美群島の伝統料理「鶏飯」は、彩り豊かな具材を白いご飯の上に美しく盛り付け、香り高い鶏ガラスープをかけていただく一品です。今回は鶏のささ身、人参、三度豆、椎茸、葱に加え、鮮やかな錦糸卵ともみのりを添えました。

具材そのものの自然な味わいを活かし、しっかり味付けした鶏ガラスープと一緒に召し上がることで、絶妙なバランスの味わいが広がります。さっぱりとした中にも深い旨味があり、最後まで飽きることなく楽しめる一品となりました。

【南九州の味「がね」】
南九州地方の代表的な郷土料理「がね」は、地元の方言でカニを意味する名前を持つ揚げ物です。さつまいもを細く切り、小麦粉の衣をつけて揚げることで、カニのような見た目になることからこの名前が付いたと言われています。

今回はさつまいもに加え、人参とにらも加えた彩り豊かな「がね」をご提供しました。衣自体に味付けがされているため、そのままお召し上がりいただけます。さつまいもの自然な甘みが引き立ち、外はサクッと中はほくほくの食感が楽しめる一品でした。

【心も体も温まる「さつま汁」】
鹿児島の家庭料理として親しまれている「さつま汁」は、鶏肉をベースにした具だくさんの味噌汁です。大根、人参、ごぼう、こんにゃく、里芋、葱など多彩な野菜を加え、栄養バランスも優れた一品に仕上げました。

野菜の甘みと鶏肉の旨味が溶け込んだ味噌汁は、体の芯から温まり、心も満たされる味わいです。具材がたっぷり入っているので、食べ応えも十分でした。

皆様に鹿児島の食文化を通じて、南国の温かさと豊かな風味を感じていただけたなら幸いです。これからも日本各地の郷土料理をご紹介していきたいと思います。


カテゴリー:栄養士ブログ [2025-11-27]

秋の味覚満載!山形県の郷土料理を楽しむ昼食会

皆様こんにちは。管理栄養士の吉野です。

本日の昼食は、実りの秋にぴったりの山形県の郷土料理をご提供いたしました。季節の恵みを存分に味わっていただける献立となっております。

山形県写真( 栄養士)

【本日のメニュー】
御飯
芋煮
黄菊とほうれん草のお浸し
きのこ汁

【山形の代表料理「芋煮」】
山形県民の団らんに欠かせない「芋煮」をメインにご用意しました。食べ応えのある大きな里芋と牛肉、こんにゃく、白葱を使用し、醤油ベースの味付けで仕上げています。里芋にしっかりと味が染み込み、ほっこりとした温かさを感じる一品です。御飯との相性も抜群で、思わずおかわりしたくなる美味しさです。

【彩り鮮やか「黄菊とほうれん草のお浸し」】
山形県は黄色菊の生産量が全国一を誇ります。この黄菊を酢を加えたお湯で茹でることで、鮮やかな色合いを保ちました。深緑のほうれん草と合わせることで、目にも美しい色のコントラストを楽しめます。お味も絶妙で、菊の苦みを感じることなく、さっぱりとした風味をお楽しみいただけました。

【秋の恵み「きのこ汁」】
実りの秋ならではの、きのこの美味しさを存分に味わえる一品です。ほんしめじ、えのきたけ、しいたけの3種類のきのこを使用し、それぞれの旨味が溶け出したすまし汁は、上品な味わいで体も温まります。

季節の移り変わりを感じながら、山形の郷土料理を通して、皆様に秋の味覚をお届けできたことを嬉しく思います。これからも季節に合わせた栄養バランスの良いお食事をご提供してまいります。


カテゴリー:栄養士ブログ [2025-10-24]

山口県の郷土料理を楽しむ日~わかめご飯と瓦そばでおもてなし~

皆様こんにちは、管理栄養士の吉野です。

本日の昼食では、山口県の郷土料理をテーマにした特別メニューをご提供いたしました。山口県の豊かな食文化を感じていただける内容となっており、ご利用者の皆様にも大変ご好評いただきました。

山口県写真

【本日のメニュー】
わかめご飯
瓦そば
けんちょう
ヨーグルト

【わかめご飯】
山口県は全国有数のわかめの産地として知られています。新鮮なわかめを使ったわかめご飯は、シンプルながらも海の香りが広がる一品です。わかめの風味とご飯の相性が抜群で、「おいしい」とたくさんの方に喜んでいただけました。家庭料理としても親しまれている馴染み深い味わいが、皆様の笑顔につながったようです。

【瓦そば】
山口県を代表する名物料理「瓦そば」は、熱した瓦の上で茶そばを香ばしく仕上げ、錦糸卵や牛肉などの具材と共に提供する見た目にも美しい一品です。お茶の香りが漂う茶そばは、通常のそばとは一味違った深い味わいが特徴。麺つゆでいただき、添えられたレモンを絞ることでさっぱりとした味の変化も楽しめます。彩り豊かな盛り付けに、食事の時間がより一層楽しいものになりました。

【けんちょう】
山口の家庭料理として親しまれている「けんちょう」は、豆腐とだいこん、にんじんを使った素朴な煮物です。単に煮るだけでなく、一度炒めることで食材の香りとコクが引き立ち、甘辛い味付けが染み込んだ豆腐は絶品です。ご飯との相性も抜群で、多くの方に「おふくろの味」を思い出していただけたようです。

私たち調理スタッフ一同は、これからも季節や地域の特色を活かした手作りのお食事を心を込めてご提供してまいります。皆様に毎日の食事を楽しみにしていただけるよう、これからも工夫を重ねてまいりますので、どうぞお楽しみに!


カテゴリー:栄養士ブログ [2025-09-26]

和歌山県の郷土料理🍚

管理栄養士の吉野です。
 昼食に和歌山県の郷土料理を提供しました!

 【メニュー】
 ・御飯
 ・魚の梅みそ焼き
 ・すろっぽ
 ・僧兵汁
 ・ゼリー

【魚の梅みそ焼き】 
 魚の梅みそ焼きは和歌山県の特産品である梅干しを使用し、味噌と合わせて焼いた魚の上にかけました。味噌の中に梅の風味が感じられる1品になりました。味噌だけで焼くよりもさっぱりと仕上がりました。

【すろっぽ】
 すろっぽは大根と人参を千六本に刻んだ料理なので「せんろっぽん」が「すろっぽ」となまったと言われているそうです。和歌山県の南部の方は大根・人参の産地だそうです。切り干し大根とはひと味違い、甘みのある優しい味に仕上がりました。

【僧兵汁】
 僧兵汁は、肉や季節の野菜を入れた、和歌山県周辺で知られている味噌仕立ての汁物です。お寺で修行している武者(僧兵)のスタミナ食として食べられていましたそうです。鶏ガラスープに味噌をといて、お肉は豚肉を使用しました。具材たっぷりの食べ応えのある汁物になりました。

和歌山県写真(栄養士)

調理スタッフとともに、ご利用者様に毎日楽しみにしていただける魅力ある手作りのお食事を提供し続けていきます。


カテゴリー:栄養士ブログ [2025-09-06]

埼玉県の郷土料理

7/10(木)の昼食に埼玉県の郷土料理を提供しました。
メニュー
・北本トマトカレー
・みそポテト
・ヨーグルト

北本トマトカレー
 トマトが名産の埼玉県北本市で生まれたご当地メニューです。
 この名を名乗るには、ライスをトマトで赤くする、ルーとトッピングにトマトを使用するというルールが設けられているそうです。トマトジュースでライスを赤くし、ルーの中にはダイスカットのトマト缶を入れました。トッピングには食べやすいように湯剥きしたミニトマトを入れました。ライスはトマトの酸味でさっぱりとし、具材も合挽ミンチ・人参・たまねぎとたっぷり入った食べ応えのあるカレーに仕上がりました。普段のカレーとまた一味違うカレーを楽しめました。

みそポテト
 埼玉県の秩父地方で食べられているそうです。蒸かしたじゃがいもを水で溶いた小麦粉に入れ、揚げて甘辛いみそをかけて食べる料理です。揚げたジャガイモに味噌が良く絡みおいしく仕上がりました。甘めに仕上げることで誰でも食べやすい料理になりました。

次回は、和歌山県の郷土料理を予定しています。

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カテゴリー:栄養士ブログ [2025-07-11]

「青森県の郷土料理」

管理栄養士の吉野です。
 6/12の昼食に青森県の郷土調理を提供しました。

 メニュー
 ・御飯
 ・十和田のバラ焼
 ・人参の子和え
 ・せんべい汁
 ・りんご

 十和田のバラ焼は牛バラ肉と大量の玉ねぎを醤油ベースの甘辛いタレで味付けし、鉄板で焼くご当地メニューです。味付けにはすりおろしたりんごも入れています。たまねぎの甘みを感じ御飯のすすむ一品となりました。
 
 人参の子和えは人参とたらこを和えた料理になっています。
味付けは薄めにし、たらこの塩味と食感を楽しめる小鉢です。

せんべい汁は南部せんべいを使用します。南部せんべいとは、小麦粉に塩と水を混ぜ鉄製の型で丸く焼いたものです。鶏肉・人参・牛蒡・生椎茸・白ネギの入った具がたくさん入った汁物です。せんべいが入ることによって普段のすまし汁とはまた違った汁物を楽しめました。

次回は埼玉県の郷土料理になります。

青森県写真


カテゴリー:栄養士ブログ [2025-06-24]

「福島県の郷土料理」

管理栄養士の永井です。
今日は5/22のお昼ご飯 福島県の郷土料理をご紹介します!

◎メニュー
・ソースカツ丼
・ひきないり
・こづゆ
・ブルーベリーゼリー
・漬物

「ソースカツ丼」
福島県の名物グルメです。大阪ではカツ丼というと卵でとじた丼を思い浮かべますが、福島ではカツ丼といえばソースで味付けされたこのソースカツ丼を指します。
千切りキャベツの上にトンカツ、ウスターソースをベースに調味料を混ぜ合わせたソースをかけます。シンプルな料理ですが、カツと甘辛いソースの組み合わせが抜群な一品です。

「ひきないり」
野菜を炒めて作る福島県の郷土料理です。ひき菜とは大根・人参などの野菜を千切りにしたもの。元々は冬場の為に千切りにして保存した野菜で作られた料理です。
大根、人参、うす揚げを醤油・みりん・酒・砂糖の基本の調味料で炒めました。
優しい味付けで、野菜が柔らかくなりとても食べやすいです。

「こづゆ」
福島県会津地方の郷土料理で、干し貝柱で出汁をとり、麩、人参、椎茸、里芋、銀杏、きくらげ、糸こんにゃくの7種類の具材を入れたすまし汁です。今回は誤嚥の危険性のある銀杏を抜いて提供しました。
正月などお祝いの席で出されるごちそうで、現在でも冠婚葬祭の料理には欠かせないものとなっています。
だしの旨味がしっかり効き、きくらげの触感が引き立つ汁物になりました。

6月は青森県の料理を予定しています!
福島県写真


カテゴリー:栄養士ブログ [2025-06-16]

長崎県の郷土料理

こんにちは。管理栄養士の永井です。
今日は4/10お昼ご飯の長崎県の郷土料理を紹介します!

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◎メニュー
・俵おにぎり
・長崎ちゃんぽん
・浦上そぼろ
・マスカットゼリー

【長崎ちゃんぽん】
長崎と言えば、やはりちゃんぽんですね。福生会では普段からちゃんぽんを提供していますが、今回は郷土料理ということで具材を変えました。
エビ、豚、キャベツ、さつま揚げ、かまぼこ、きくらげ、人参、たまねぎ、もやし、三度豆ととても具沢山です!スープには具材の旨味、野菜の甘みが濃縮され美味しい一品になりました。

【浦上そぼろ】
長崎県の浦上地方に伝わった料理です。昔は肉をあまり食べませんでしたが、キリスト教の神父さんが「健康にいい食べ物」として豚肉を食べさせようと作られたのがはじまりと言われています。
名称に「そぼろ」とありますが、ひき肉は使わず豚肉を細切りにし、たっぷりの野菜と炒めて作ります。醤油、酒、砂糖を使った飽きのこない素朴な味付けです。

月1回の郷土料理は、普段とは違う料理が食べられるのでみなさまにも人気です!
来月は福井県のご当地グルメ「ソースカツ丼」を予定しています!


「手作りサンドイッチ」

こんにちは。管理栄養士の永井です。
今日は3/19(水)昼食のサンドイッチを紹介します!

本部では10月と3月に手作りでサンドイッチを提供しています。

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卵サンド、ハムきゅうりサンド、クロワッサンフルーツサンドの盛り合わせです!

10月はクリームシチュー、3月はビーフシチューを一緒に提供しています。

調理員総出で朝からサンドイッチを作ります。
沢山の食パンが並んでいる光景はサンドイッチ屋のようで迫力満点です。

ボリューム満点なお昼ごはんですが、普段はあまり分量が食べられない利用者さんもこの日はぺろりと食べられました!


「北海道の郷土料理」

こんにちは!管理栄養士の永井です。
今回は2月13日のお昼ご飯、北海道の郷土料理を紹介します!

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(メニュー)
・御飯
・鮭のちゃんちゃん焼き
・アスパラのピーナッツ和え
・道産子汁
・いよかん
・漬物

【鮭のちゃんちゃん焼き】
北海道の代表的な郷土料理です。
野菜を味噌ベースの合わせ調味料で炒める。
鮭は蒸し焼きにし、上から合わせ調味料を二度塗りして仕上げました。
野菜たっぷりの一品です!

【道産子汁】
どさんこ汁と読み、どさんこには「北海道で生まれたもの」という意味があります。
豚肉、じゃがいも、たまねぎ、人参、もやし、コーンといった、北海道でとれる食材がごろごろ入っていて食べ応え抜群です!
ほのかにバターの風味が香り、食欲をそそられます。アクセントに生姜もいれました。

北海道の郷土料理は利用者の皆さんにも大好評でした!
特に道産子汁は「甘みもあって美味しかった~」と嬉しい意見を沢山いただきました。

今回は今が旬の“いよかん”も提供しました。
旬のフルーツはジューシーで美味しいですね。

来月は島根県の郷土料理を予定しています。


カテゴリー:お知らせ, 栄養士ブログ [2025-02-14]
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